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Q&A

Q:地盤調査資料は必要ですか?
A:ある程度想定して計算することが出来ます。
木造3階建の場合、地耐力は30kN/㎡で計算すれば、ほとんどの場合OKとなります。後日、地盤調査をした結果それ以下であれば、地盤改良をするようにすれば良いと思います。 また、「地盤調査結果報告書」や、「地盤改良の計画書」は確認申請に添付が必要です。受付時には請求されない場合でも、構造審査時には必ず必要です。

Q:軟弱地盤だったら・・・?
A:杭による補強はお引受できません。ただし、柱状改良は杭ではなく、地盤改良としての扱いになる為、支持地盤が深い場合はこれをお勧めいたします。また、「地盤改良の計画書」や施工後の「試験結果報告書」などを確認検査機関に提出を求められますので、施工業者に依頼してください。

Q:確認申請中に指摘などがあった場合の訂正はどうなりますか?
A:確認検査機関とのTEL、FAXにて対応しますが、検査機関に出向いての図面や計算書の差替えや訂正は原則として対応しておりません。別途出張料を頂いて対応することは可能ですが、御社にて訂正出来るように資料等を提出いたします。確認申請が完了するまでが私共の責任範囲であることは自覚しております。

Q:通し柱は多いほうが強度は大きくなりますか?
A:私の考えではこれは逆だと思います。通し柱は建物が傾かないように作用していると思っている方がいるようですが、地震や台風に対して効果があるのは耐力壁であり、通し柱は全く作用していません。また、通し柱に梁材を取り付けるにはホゾ穴を開ける必要があり、断面欠損は断面積の半分に達することがあるため、欠点とまでは言いませんが、丈夫になることはありません。 しかし、通し柱がないと手抜き工事じゃないか?と疑われることもありますので、最小限の数は設置します。依頼時には通し柱の位置を指定せずに作図してくだい。こちらで検討して配置します。